2020/03/30 14:16
2019年5月の発売以来、たくさんのみなさまからご愛用いただいている『カラダみつめるNOTE』(定価:2000円)。1日1分、マス目を塗り続けるだけで「体調のゆらぎ」が目に見えるようになる、専門医監修のハンディサイズ・ノートです。
発行元のBIBLIOBAGAでは、このたび実際に使用いただいたみなさまにヒアリング調査を実施しました。1か月〜6か月、『カラダみつめるNOTE』を使い続けることで、ココロとカラダにどんな変化が生まれたのでしょうか。
「不安を抱きやすい性格」と自覚しているから
今回ヒアリングに協力してくださったのは、26歳の小林さん(仮名)。
小林さんは現在、社会人4年目の若手会社員。「もともとちょっとしたことで不安を抱きやすい性格」という小林さんは、定期的に臨床心理士によるカウンセリングを受けていました。特に仕事の査定や昇級・昇進、プライベートでは失恋や家庭の仏事などが続くと、ストレスを感じて「もうダメ」と気持ちが落ち込みやすくなります。
半年間、『カラダみつめるNOTE』で記録を続けてわかったことは、
◆生理前になると、「気分の落ち込み、イライラ」が増える
◆休み明けや月曜日は「気分の落ち込み、イライラ」「胃痛、胃の不快感」が多い
◆恋愛がうまくいっている時期は、比較的不調が少ない
◆台風など天候が悪い時は、「頭痛」と「胃痛、胃の不快感」が多い
以前からなんとなく自覚はしていたものの、こうしてノートに記録してみたことでハッキリとパターンが見え、理由もなく落ち込むことが減りました。
カウンセリングのやりとりをスムーズに
4年間カウンセリングを受けている臨床心理士の先生に、『カラダみつめるNOTE』を見せたところ、「こんなに便利なものがあるんですね」と喜ばれたそう。カウンセリングの冒頭でノートを見せるようになってから、短時間で客観的に自分の状況を伝え、臨床心理士の先生とより深いコミュニケーションが取れるようになったと実感しました。
「カウンセリングは、いつも混んでいてなかなか予約が取れず、やっと取れたとしても30分。費用も1回5000円ほどかかります、その限られた機会で、これまでの経過や現在の症状を伝え、対処の仕方を先生と話し合うには、とても時間が足らなくて……」
30分という限られた時間の中で、臨床心理士の先生に今一番聞いてもらいたいことを伝える余裕が持てた。そのことに何より救われたそうです。
「自分でコントロールできること」を少しでも増やす
「コントロールできないことに対処するのが、とても苦手なんです」という小林さん。仕事でもプライベートでも、急に想定外の事態に見舞われるとパニックになり、心臓がバクバクしたり胃が痛くなったりという症状が出てしまいます。
「そんな私にとって、こうして自分の心身のパターンが掴めて、生理前はこれが起きる、悪天候の時はこれが起きる、仕事が大変な時は…とある程度予想がつくことはありがたいです。少しでも、自分でコントロールできる範囲が広がるので。
実際にノートにペンで書き込む作業を通して気づくことは、思っていたよりも多かったですね。また『塗るだけ』というのも楽でよかったです。それでも時々忘れてしまった時は、思い出しながら2日分まとめてつけることもあります」
治療者とより深いコミュニケーションを望むなら
「カラダみつめるNOTE」は、365日分で1冊になっていますが、1年を通じて毎日つけ続ける必要はありません。まずは、次の5つのうち当てはまる項目があれば、体調のパターンが掴めるまで1か月〜3か月だけ記録してみることをオススメします。
・これまでになく体調が悪く、なかなか回復しない
・主治医とのコミュニケーションに満足できない
・運動やサプリメントなど、新しいセルフケアを生活に取り入れた
・投薬や施術など、新しい治療を開始した
・離別や転居など、ストレスのかかる変化があった
『カラダみつめるNOTE』の目的は、自分の体調のパターンを知ること。パターンさえ掴めて、セルフケアの方法が見つかれば、次に新たな変化を感じるまでおやすみにしていてもOKです。「つけ忘れた」「間が空いてしまった」ということは気にせず、余裕のある時に使ってみてくださいね。
手書きのノートだから気づくこと
ウェアラブルデバイスが普及して、カラダのいろいろな数値を瞬時に測定できるようになった今の時代ですが、「自分が心身にどんな症状を感じているか」は機械で測ることができません。
今回ヒアリング調査にご協力いただいた17人のうち、16人が『カラダみつめるNOTE』を使用後「カラダへの関心にプラスの影響があった」と回答しました。体調がゆらぐパターンを知ることで、それに対して自分なりにどんなセルフケアができるかを考えられるようになります。
1日1分、『カラダみつめるNOTE』でカラダとココロに意識を向けてみることで、セルフケアがちょっと上手になるかもしれません。まずは「ひと月だけ」と気軽にスタートしてみませんか?